お知らせ

NEWS / セミナーレポート

2021年11月29日

セミナーレポート

全50回/1500名の大規模研修!広島県主催「みんなのDX研修」開催レポート

2021年9月17日(金)、Rejouiは広島県から委託を受け第1回目の「みんなのDX研修」(*1) を開催いたしました。本研修は、広島県がDXの理解浸透と実現を目指し、約半年間に渡り県内で働くすべての人を対象にオンラインで開催されるものです。
DXを基礎から易しく学べる構成となっており、この研修を通して誰もがDXを身近なものとして捉え、受講後に自身の業務へ活用できるなど、人々が日常的にDXを意識するきっかけづくりを目指します。 (*1)正式名称:令和3年度広島県デジタルトランスフォーメーション基礎研修

講師は弊社代表の菅由紀子がつとめました。当日の様子をレポートします。

初回は、広島県内で働く30名の方にご参加いただきました(定員30名)。各5名ほどのチームにランダムに分かれ自己紹介をしていただき、チーム名を決めてもらいました。
みなさん広島県にちなんだ、チームレモンズやチーム赤ヘル、もみじ饅頭など広島県民にとっては聞き馴染みのある名前が多く見られました。

そもそもDXとは?

まずは、DXについて基礎的な内容の解説です。DXの名前の由来にはじまり、基礎知識や具体的なDXの活用事例などを学びます。AIやIoTといった、DXを取り巻くキーワードについても学び、DXを概括的に理解していきます。
講義では、グラフ等を用いたデータから、広島県のDXの具体的な実態や、全国よりもDXに対する理解度が低い現状などについても触れられ、受講者の方々から驚きや納得など様々な反応がありました。

DX化を実現するためには?

続いて、必要なデータの見極め方、データを用いた仮説や結論の作り方、適切なグラフの選び方、そしてDX化を行うための考え方などを学びます。
ここでは、デジタル活用だからなんでもデータ化すれば良いということではなく、目的をしっかり定めた上で、どのように課題を解決するか考えることが大切です。

講座では、「先生、オープンデータを用いたDX化を考えてみたのですが、これどうですかね?」「大崎上島町の図書館は今こうなっとるよ」など、質疑だけでなく受講者の方々が市町の現状について共有してくれたり、講師と双方向でコミュニケーションを取りながら進行していきました。このように、本研修では広島県のDX推進をインタラクティブに考える時間を過ごせます。

グループワークで考えるリアルなDX

プログラムの締めくくりとして、チームごとに実務を想定したDX化案を考えます。異業種交流から新しい価値観に触れられるのも本研修の大きな魅力の一つです。
実際に現場で問題にあがっている課題から考えた案など、当事者にしか考えられない案が多く生まれ、さまざまなバックグラウンドを活かした興味深いアイデアがたくさん出ていました。

受講後の参加者の声(抜粋)

・DXは進めるのも止めるのも人間である。AIを使う側である自分たちに、扱うための理解が必要。
・「人間」というキーワードを忘れてはならない。考えたり、発想するのは自分の仕事だと認識した。
・AIは人が活用するもの。今自分がもっているデータをどのように活用するかを考えていきたい。
・手作業で何時間も費やしている状態の人に、自動化やデータ活用の価値をどのように感じてもらうか?この点においてもデータは有用。データを見ていかに「おもしろい!」と思ってもらえるかを考えていきたい。
・ワクワクするデータを目指して、可視化に取り組んでいきたい。
・DXを推進するために、まずは現場にいる人の話をじっくり聞くことも重要だと気づけた。

研修のご紹介


本研修は、広島県内にお勤めの方であればどなたでも無料で受講が可能です。開催期間は2021年9月17日から翌年3月中旬までの期間中に50回開催を予定しており、以下の特設サイトにて申込受付をしています。受講者には、使用教材とDX事例集の配布をおこなっております。
お申込みは先着順となっておりますのでお見逃しなく!
特設サイト:https://minnano-dx.jp/

おわりに

参加前、受講者の方々からは、「DX化にあたって、仕組みやシステムの整理など最初の一歩目を考えるハードルが1番高い」といった意見が多くありました。しかし、今回の講座で学んだDXに対する知識と、これまで受講者の方々が培ってきた知識が合わさることで、“考える”というハードルを越えやすくなったのではないでしょうか。
また、1500人もの多種多様な業種の方々が本研修を受けることで、広島県のDX化は大きく前進するはずです。

Rejouiは、DX推進支援事業としてこのような取り組みを通じ、データやデジタルの力を利活用できる人材が増え、日本全体に広がっていくことを願っています。

2021年10月20日

セミナーレポート

中学生向け「おしごと体験プログラム」開催レポート

Rejouiが加盟している一般社団法人データサイエンティスト協会の協会員として、2021年9月24日(金)、都内某中学校で中学2年生にデータサイエンティストの職業紹介/体験イベントをおこないました。本イベントは、夢★らくざプロジェクト(https://www.yumerakuza.net/)から依頼を受け、子どもたちが世の中の様々な「おしごと」を知ることで、将来に対する自分の可能性を広げてもらうことを目的に開催されました。講師は、データサイエンティスト協会のスキル定義委員でもある、Rejooui代表取締役の菅由紀子がつとめました。
当日のイベントの様子をレポートします。

プログラム紹介
『料理宅配サービス、どんなチラシを作って誰に配る?』
・仮説立て
・仮説検証
・まとめ、発表

「データサイエンティストって知ってる?」中学生が持つイメージは?

プログラムに入る前に、生徒たちに自己紹介とデータサイエンティストに対するイメージを発表してもらいました。データサイエンティストについて、「あまり知らない」、「プログラムとか頭を使って難しそう」など、消極的な意見の生徒が半数ほどでした。中には、AI技術を悪用するような「悪のデータサイエンティストもいますか?」という鋭い質問も挙がり、生徒それぞれが様々なイメージを持っているようでした。

プログラムは、はじめにデータサイエンスを取り巻く世の中の状況や、データサイエンティストの職業について学び、つぎに職業体験として、『誰にどんな内容のチラシを配ったら、料理宅配サービスの売り上げが上がるだろう?』というテーマで仮説立案・仮説の検証・結論に導くといった、データサイエンティストの一連のプロセスを簡易体験する流れでおこないました。

自分の想像から“仮説立案”

まずは、『どのターゲットが宅配を注文する頻度が高そうか』『どのターゲットが1度に注文する量が多そうか』など、ターゲットとする顧客属性を選ぶところから始めました。
属性を決めた後は、『子供連れの家族は一度に頼む宅配の量は多いはず?』など、想像力を働かせて仮説立案です。子どもたちの柔軟な思考と講師のサポートをかけ合わせ、中学生ならではの仮説もたくさん挙がりました。

データから仮説を立証する

つぎに、仮説を立証するためにどのようなデータが必要なのかを考えます。「月別に顧客ごとの注文回数を知りたい」、「売れた料理ランキングを知りたい」など、仮説に適したデータを確認し、挙げた仮説の検証をしました。そして、仮説が立証できなかった場合は再度仮説を考え、データをチェックしてまた検証してみます。はじめは表情の硬かった生徒たちも次第に慣れ、まるで推理のような仮説検証の繰り返しを楽しんでいる様子が見えました。

そうして集めた情報をもとに、今回のテーマである『誰にどんな内容のチラシを配ったら、料理宅配サービスの売り上げが上がるだろう?』に対して、それぞれが一番効果的だと思うチラシを作成してもらいました。

なぜそのチラシを作ったの?結論をまとめて理由を発表

プログラムの締めくくりとして、作成したチラシとその理由をみんなに向けて発表してもらいました。「4人家族に向けてハンバーグ・ピザ・スパゲティを載せたチラシを配りたいと思います。なぜなら、ハンバーグは売上ランキングで1位であり、ピザとスパゲティはハンバーグと一緒に頼まれることが多いからです。」のように、みなさんデータ(=証拠)をもとにした主張ができており、素晴らしい発表でした。

参加者の声

生徒たちから寄せられた感想を一部抜粋にてご紹介します。


「結構身近なものもデータサイエンティストの人たちが作っているのを知っておどろきました。楽しそうでやりがいがありそうな仕事だと思いました。」

「データサイエンティストって話し合うような仕事だと思いました。今回の体験おもしろかったです。」

「大変そうなイメージがありましたが、思ったほど難しくないことがわかりました。今日より難しいことをテーマにしていると考えるとすごいなと思いました。この職業についてもう少し知りたいと思いました。」

「データを使って調べものをするイメージが強かったけど、チームワークや経験がつまっていて関心しました。」

「データを元に商品の宣伝や1人1人の好みなどを計算できるのはとても素晴らしいと思いました。」

「最初はデータサイエンティストについてデータや科学を使う仕事で、すごく大変なんだろうなというイメージしかありませんでしたが、お話を聞いてとてもやりがいがあり、楽しそうだなというイメージを持ちました。少し学校の勉強もがんばってみようと思います。」


おわりに

Rejouiでは、「日本をデータサイエンティストであふれる国に」したいという想いを掲げ、小・中・高校生をはじめ、企業・官公庁まで、データサイエンス教育の普及活動に取り組んでいます。今回の体験が子どもたちの職業理解につながり、将来の選択肢のひとつとなれば幸甚です。

2021年4月7日

セミナーレポート

​【開催報告】広島県職員および各市町職員向けに業務効率化のための「DX基礎研修」を実施しました

2021年3月10・11日、広島県より委託を受け、広島県職員および県内の各市町職員向けに「DX基礎研修」を運営実施いたしました。
本研修は、行政におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を目的に広島県が企画・主催したもので、講師は弊社代表の菅 由紀子が務めました。
研修では、DXの定義や事例のほか、業務改善や新規事業創造などDXの進め方を学ぶ内容となりました。
Rejouiでは創業来取り組んでいるデータサイエンティスト育成事業において、特に初学者を対象とした基礎・入門講座を多数開催しています。
また、広島県においては本セミナーのほか、同県が主催するデータサイエンス人材育成のためのシンポジウム「WiDS HIROSHIMA」の運営を2020年より継続的に受託運営しており、今後も広島県におけるDXの推進とデータサイエンス人材育成に積極的に取り組んでまいります。

​​研修要旨
カリキュラムは基礎座学と演習で構成。座学では、広島県が考えるDXに加えてデータサイエンス領域の専門家の視点からビジネスシーンにおけるDXの現状などについて、受講者らと質疑を交えながら学習していただきました。演習ではグループワークを中心に行い、職員らが現状で実際に抱えている課題や創造したい未来に対して有用な事業変革を探求する姿が見られました。

研修受講者の感想(アンケートや聞き取りによるもの)

・ビジネスの世界で行われている事例や、データサイエンティストの視点からデータの重要性を具体的に知ることができた。

・基礎研修でありながら本質的な内容も学ぶことができ、有益な研修であった。

・慣れないオンライン形式であったが、経験豊かな運営サポートの方が2名いらっしゃったおかげで進行が円滑であった。

・全体として「優しく」「楽しい」印象の研修で、DXに親しみを持つことができたと思う。

アンケート結果
令和3年3月10日及び11日に開催した研修の受講者が対象(回答数=25)
いずれの項目も5段階評価。

・研修全体の満足度:88%が「満足」「やや満足」を選択。

・わかりやすいか:100%が「わかりやすい」「どちらかといえばわかりやすい」を選択。

・役に立つか:96%が「役に立つ」「どちらかといえば役に立つ」を選択。

開催概要
開催日: 2021年3月10日(水)・11日(木)
時間: 9:30~16:30(休憩あり)
形式: オンライン(Zoomを使用)
対象: 広島県内の市町職員および県職員
講師: 株式会社Rejoui 代表取締役 菅 由紀子
主催: 広島県総務局デジタルトランスフォーメーション推進チーム

プレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/268321

2021年3月3日

セミナーレポート

高校教員向け「機械学習・データサイエンス指導入門講座」開催レポート

2021年2月20日・21日、全国の高等学校教員へ向けた機械学習・データサイエンス指導入門講座を開催しました。
この講座は、総務省統計研究研修所より委託を受けて、株式会社Rejouiが教材・カリキュラムの開発、講座運営を行い、代表取締役の菅 由紀子が講師を務めました。
当日の様子をレポートします。

来たる令和4年度の「情報Ⅱ」必修化に伴い、高等学校教育ではデータサイエンス・機械学習の基礎学習が取り入れられます。この講座は、それらの教育を担う高校の先生方が担当科目の文理を問わずにこの領域の専門性を深め、指導計画の基礎を確立することを目的に開催されました。

1日(70分×5コマ)で構成された講座では、機械学習・データサイエンスの基礎座学に加えて、機械学習のアルゴリズムを学習者にとって身近な題材を用いて学べる教材を使ったプログラミング演習を行い、この領域の網羅的な理解に加えて、体験学習を通じて指導のためのポイントをレクチャーしました。

新型コロナウイルス感染拡大防止を鑑みて講座はオンライン開催となり、2日間で350名超の先生方にご参加いただきました。当初、各日100名の抽選参加を予定していましたが、おかげさまで全国各地から多数のお申込みをいただき、早々に満席となってしまいました。
かねてよりAdaptive Learning(*1)の研究をしている当社では、規模が大きくなるほどにそれぞれの学習レベルに寄り添った指導が難しくなるという集合学習の壁を懸念していました。しかし、日に日に増していく応募者の方々、中には参加への熱意を添えてくださる方もいらっしゃり、これに何とか応えたい!という主催・運営の想いから大幅に増枠しての開催となりました。

(*1) Adaptive Learningアダプティブラーニング。学習者の習熟度や興味・関心に応じてレベルや内容を個別に最適化する学習方法のこと。

機械学習・データサイエンスの基礎学習+Google colaboratoryを用いたプログラミング演習

今回の講座は大きく分けて5つのカリキュラムで構成されています。
すべての項目において、基礎座学に加えて例題つきの演習を行い、受講者自らの手で機械学習を体験することを重視した内容となっています。

基礎座学では、「データサイエンス」「機械学習」の基本理解のための言葉の定義や用語説明に加え、私たちの生活の身近なところで活用されているこれらの技術の事例について解説を行いました。医療現場、交通、物流など私たちの生活に関係する多くの業種で、すでにAIをはじめとする機械学習の技術が活用されています。
受講した先生方の中には、農業を専門に学ぶ学科の先生や部活動でスポーツを指導される先生もいらっしゃり、そうした分野での活用にも関心を持っていただきました。

また演習では、Googleが提供する無料のプログラミング実行サービス“Google Colaboratory”を用いて演習を行いました。
ここでは、機械学習に欠かせないプログラミング言語であるPythonを受講者の手元で実行し、データ集計や画像や映像の物体検知などがどのように行われるかを実践してもらいました。

[ 演習内容 ]
・基本統計量算出
・物体検出
・回帰分析(演習例題つき)
・SVM(演習例題つき)
・クラスター分析(演習例題つき)

事前にアンケートを実施したところ、参加者の中には今回の講座ではじめて機械学習について学ぶ人も多数いらっしゃいましたが、「機械学習の役割と重要性を理解し、プロセスに従って実行できるようになる」「それぞれの手法と実践例を理解する」など、各章ごとにゴールを設け、チャットで理解度をたびたび確認しながら進めました。
質問や不具合は、講師のほかに3名の運営が常時対応し、進行に遅れてしまった受講者が取り残されないよう行ったフォローアップが大変好評でした。

教材・事前設定ガイドブックの配布

講座では、受講生にあらかじめ事前の環境設定マニュアルや、当日使用する教材をデータで送付しました。先生方の中には、印刷したものを手元に置いて受講された方や、事前に予習として概要を把握された方もいらっしゃいました。

事前設定ガイドブックの配布

テキストは、機械学習・AI・データサイエンスなどについての概念や基礎的な知識を学ぶ章と、より具体的な分析手法について学ぶ章とに分かれています。

需要予測やSVMなど、説明が複雑なものについては具体的に想像しやすくなるよう、「両親が営む市内のケーキ屋さんでアルバイトする主人公の学生 美緒さん」を取り巻く日常からシーンを切り取り、ストーリー仕立てで作成しました。

受講後アンケート(一部抜粋)

受講後、参加者へアンケートをお願いしたところ221名の方々からご協力いただきました。回答者のうち、9割近くの皆さまにおおむねご満足いただけたようで、スタッフ一同、胸を撫でおろしました。

参加者の声

さいごに、講座内のチャットまたは受講後アンケートの中でいただいた皆様からのお声をいくつかご紹介します。

課題・気づきなど
「理論的な内容は数学科で、その活用を情報科で担うことが大切ですね」

「今回のように研修環境やサンプルコード、データの共有コピー使用手順書があるとうれしいですね。」

「課題を発見し、課題をどうデータを結び付けていくのかが課題だと考えていましたが、そのうえでどう分析するのか、という部分を少し知れた気がします。」

感想・ご意見など
「専門家の方ならではの話がとても参考になりました。」

「双方向で丁寧にやり取りしていただき、この先も勉強してみようと思いました!」

「後ろの運営の方々のサポートが凄かったです。」

「万全のサポート体制のもとプロに導いていただいた事にただただ感謝です。」

「本当にあっという間の7時間でした。」

「楽しかったです。生徒もこんな風に楽しく学べたら・・と思います。」

「Pythonを初めて体験させていただきました。便利ですね。もう少し勉強していこうという気持ちになりました。」

「PCに疎いので、情報量の多さに頭が爆発しそうでしたが、こんなにいろいろなことができるんだと世界が広がったように思いました。」

このほかにも、前向きなコメントや講座をより良くしていくためのご意見などを多数いただき、大変励まされました。
二日間を通して、 日ごろから情報数学を担当している先生方をはじめ、パソコンに苦手意識を持っている先生方まで、日本の高校教育に携わる先生方が等しくこの国の教育の未来のために、情熱を持って取り組んでおられる姿が非常に印象的でした。
今回受講してくださった先生方を通じて、機械学習・データサイエンスの領域が未来を担う子どもたちへと受け継がれていくこと、今回の二日間がその一助となれば幸いです。

2019年9月6日

セミナーレポート

「データサイエンスforキッズ」レポート(2019年8月21日開催)

Rejouiは2019年8月21日(水)に、初の試みとなる小学生向けデータサイエンス講座『データサイエンスforキッズ』を開催しました。本イベントは、小学生にとって身近なテーマを通じて、データサイエンスをもとに課題解決をする体験型講座です。
第1回となる今回は、Rejouiがオフィスを構える代々木駅周辺にて小学校5・6年生を対象として開催されました。当日のイベントの様子をレポートします。

 

講師は、Rejoui代表取締役の菅由紀子がつとめました。
「データサイエンティストという職業を知っていますか?」という質問に対して、知っていると答えた小学生は0人。まずは小学生にも理解できるように「データサイエンスとは?」や、データサイエンティストの仕事内容について、子どもたちにとって身近なスポーツなどを事例に説明しました。

プログラム紹介
『どこにハンバーガーショップをつくる?』
・仮説立て
・調査(インターネットリサーチ&フィールドワーク)
・まとめ、発表

今回のイベントで使用したプログラムは、Rejouiが加盟している 社団法人データサイエンティスト協会 より提供を受けたものをもとにアレンジしました。開催地である代々木を舞台に「自分がもしハンバーガーショップを開店するとしたら、どこに出店するか?」というお題で、仮説立案・調査・結論に導くというものです。実は、代々木は知る人ぞ知るハンバーガーショップの激戦区。有名チェーン店をはじめ、テレビや雑誌で紹介されている人気店も多く立ち並びます。

“自分の考え”をアウトプットするグループワーク

まずは『出店場所を決めるにあたってどのような情報が必要か?』について、3~4名のグループに分かれて話し合います。
グループワークの前に、自分の意見を書きだす付箋ワークを行ないました。なるべく多くの意見を出すことが大切なので、Rejouiスタッフも参加し、子どもたちの想像力をふくらませるお手伝い。

緊張気味だった子どもたちでしたが徐々に笑顔が増え、次第にあたまの中をのぞかせてくれるようになっていきました。大人が行なった事前リハーサルでは出てこなかったような柔軟なアイデアがたくさん出ていたのも、キッズイベントの醍醐味です。

フィールドワーク:自分の足で情報収集を行なう

『必要な情報』が見えてきたら、次は立てた仮説を検証するためのフィールドワークへ。
必要な情報の中には、インターネットや地図から情報が得られるものとそうでないものがあります。たとえば、駅周辺の飲食店や乗降客数などは地図サービスや総務省統計局より公開されている情報をインターネットで調べれば知ることができます。一方で、「この通りは人通りが多いとのデータがあるが、男女構成比はどのようになっているか?」や「候補地付近にゴミ箱はいくつあるのか?」など、パソコンの前に座っていては得ることができない情報を、実際に自分たちの目で確かめにいきました。

フィールドワークでは、この日はじめて会った子たち同士が率先して協力し合う姿勢が見られました。人や車の数を数える人、記録する人などを分担して情報収集をしているグループも。事前に決めた項目以外に、現地で気が付いたことをメモする子がいたりと、目的達成に向けた積極的な姿勢には、スタッフ一同感心するばかりでした。

グループごとのまとめとプレゼンテーション

最後は本日のまとめです。フィールドワークで実際に目にしたことをグループごとに一枚の模造紙にまとめ、どの候補地にお店を出店するかについてディスカッションします。実はこのプロセスは、大人でも頭を悩ませることが多いほど難易度が高いもの。「交通量を重視すればAだけど、清潔感はBだよね」など、重視する条件によって選ぶべき答えが変わります。限られた情報から意思決定することの難しさを体験しながらも、最終的に導いた答えをまとめ、データサイエンティストとしての分析結果をそれぞれ立派に発表してくれました。

イベントの最後に、代表取締役の菅より一人ひとりに修了証書を手渡し。一生懸命取り組んだからこその、達成感溢れるとてもいい笑顔を見せてくれました。
帰り際に、「来年も絶対また来ます!」「楽しかった!」という言葉を子どもたちからもらうことができ、運営側として大変励みになる場面もありました。


今回のイベントは代表取締役の菅が所属する 一般社団法人データサイエンティスト協会 が考案し、昨夏に開講されたプログラムを参考に開催されました。
分析ニーズの高まりとともに、人材不足が課題とされるデータサイエンス領域において、次世代の人材育成の一環として開催を決定しました。今後も、より多くの子どもたちが身近なテーマからデータサイエンスに触れ、関心をもってもらう契機となるよう継続して取り組んでまいります。

2019年5月9日

セミナーレポート

講演報告:第24回ビッグデータ活用展「AI時代に必要なビッグデータ活用リテラシーとは」

5月9日(木)、東京ビッグサイトで開催された第24回ビッグデータ活用展NTTデータ数理システム様ブースにて、弊社代表の菅 由紀子が講演を行ないました。

講演テーマ「 AI時代に必要なビッグデータ活用リテラシーとは」(2回講演)

AI技術が進化し、多くの企業において技術活用・サービス導入が行なわれている時代において、ビジネスパーソンにとってAIを理解する上で重要な考え方、今後備えておくべきリテラシーや情報のアンテナにはどのようなものがあるかについて説明いたしました。

業界問わずAI技術の活用・導入が求められている昨今、非常に話題のテーマということもあり、多くの方が講演開始前からブースに集まってくださいました。講演中はブースの外まで人が溢れ、盛況となりました。

Rejouiでは今後もビッグデータアナリティクス、データサイエンスに関する講演を行なってまいります。
講演のご依頼、ご相談は下記までお問合せのほどお願いいたします。
お問い合わせ先:press@rejoui.co.jp(担当:見並(みなみ))

2018年12月25日

セミナーレポート

2018/12/14(金)に横浜市立大学において代表の菅が講演致しました。

横浜市立大学のデータサイエンス学部の総合講座において代表の菅が講演致しました。

ビッグデータと呼ばれるIT技術の高度化によって扱えるようになった、複雑で膨大な情報の分析や利活用においてデータサインティストとしての不可欠な考え方や必要とされるスキルについて具体例や例題を交えながら詳しくお話しました。

データサイエンティストという職業の活躍のフィールドはIT業界をはじめ、金融やメーカーなど、大規模なデータを扱うあらゆる業界に広がっています。学生の皆様の熱心な参加に、貴重な時間を過ごすことが出来ました。