フィンテック(*1)に関する認知・理解度向上及び人材育成をミッションとする、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンターは、全国の大学生を対象に産学連携型のデータサイエンス基礎講座を無償で提供する。
慶應義塾大学FinTEKセンター プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000087372.html
(*1)フィンテック(FinTech)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語。銀行や証券など従来の金融サービスと情報技術を組み合わせることで生まれる新しいビジネスを指す。
本講座は、1フェーズ3週間のフェーズを全部で5回行う合計3.5ヶ月のプログラムとなっており、統計検定二級程度の知識及びPython基礎を学ぶとのこと。さらに、サポーター企業の実データを扱い、個人・グループワークを通して課題解決を行うフェーズも用意され、ビジネスに不可欠で汎用的な能力も養うことができるという。
また、学習履歴は「STAR」と呼ばれるプラットフォームに連携され、これを用いたサポーター企業からの就職活動と学びの支援も行われる。具体的には、成績優秀者への特別専攻ステップの提供、特別セミナーへの招待、現役社員とのトークセッションなどを予定しているとのこと。
本講座は日本全国の大学生が学年、学部を問わずエントリーでき、受講料は無償。データサイエンスの基礎学習およびそれらのフィンテックへの応用に興味のある学生は、ぜひ参加してみてはどうだろうか。