エアークローゼットがデータサイエンスの取り組みを初公開。ファッションの常識をテクノロジーで変える

エアークローゼットがデータサイエンスの取り組みを初公開。ファッションの常識をテクノロジーで変える

株式会社エアークローゼットが、ファッション業界でのデータ解析・AI開発の広がりに貢献するため、データサイエンスの取り組みを公開した。
同社は、 2015年2月にリリースした月額制ファッションレンタルサービス『airCloset(エアークローゼット)』の運営を通して蓄積した2000万以上の実績データをもとに、独自のデータ活用を推進しているという。

スタイリング提供システムで 2000万を超える膨大なデータを一元管理

同社では、パーソナルスタイリングに関するすべてを、独自のオンラインシステムである『スタイリング提供システム(特許第6085017号)』で一元管理をすることで2000万を超える膨大なデータを蓄積している。
ファッションテック企業として、実績250万を超えるスタイリングデータや、ファッションの感性・好みやセンスなど定性的なデータをはじめ、複数項目に紐づく膨大なデータから解析することでファッション業界へのさらなる貢献を目指すという。

これを叶えるべく、同社には主にデータ解析・AI開発を主導する専門チームとして設立された『データサイエンスチーム』がある。チームはデータを日々研究しており、 データ解析・AI開発の専門知識はもちろん、プロジェクト起案からPDCAを回すまでの全体設計・実装を主導する高いスキルを持ち実績を重ねているデータサイエンティストが在籍している。

プレスリリースでは以下のように例をあげ、 チームに必要不可欠な能力や役割のほか、サービスに紐づく洋服・コーディネートパターン・物流などの各項目から派生する膨大なデータを解析し、さらにどのように活用するかなど、エアークローゼット独自のデータサイエンスについて紹介されている。

 

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Styling Support AIとマッチングシステムが作る世界

また同社は、データ活用特設ページ『airCloset Data Sciense Collection(エアークローゼットデータサイエンスコレクション)』を開設し、独自のデータ解析・AI開発について公開。特設ページでは、『airCloset』のスタイリストによるパーソナルスタイリングの提供実績に紐づく、主なデータを解析する上での「独自の着眼点」について取り組みの一部が紹介されている。

『airCloset Data Sciense Collection(エアークローゼットデータサイエンスコレクション)』
https://corp.air-closet.com/data-science-collection/

スタイリストと創る、スタイリングサポートAI

まず同社は、「プロのスタイリストと共同で最高のAIを創る試み 」として、登録者の顔写真 に基づくスタイリストの思考プロセスをAIで表現することを目指した。 独自の機械学習モデル の活用によって、登録者に似合う洋服の雰囲気をベクトルとして捉えることができるようになったという。

今後は、スタイリングサポートAI が潜在的にどのようなお洋服が似合うのかをスタイリストに伝え、さらに利用者自身がなりたいと思うイメージを叶えるには「こういったお洋服はどうか」とレコメンドまでを行なう。

AIによって抽出されたレコメンドの中から、人であるスタイリストが、さらに利用者の希望に沿ったスタイリングを導き出すことで、これまでより効率よく最良の体験を生み出せる仕組み。

フィードバックを活用したマッチングシステム

スタイリングサポートAIに加え、同社は利用者のフィードバックと独自の協調フィルタリングを活用した独自の「マッチングシステム」を考案。

利用者とスタイリストの相性を自動的に推し量ってマッチングさせるという新しい試みによって、 網羅的にスタイリストの「得意」と利用者の「好み」をつなげることが可能になるという。
これにより、アプリ内では自動的に相性の良い利用者とスタイリストのマッチングが行われるような仕組みになっている。

AIによるマッチングとスタイリングサポートにプロのスタイリスト(人)を掛け合わせるエアークローゼットの新しい試み。匠の技をテクノロジーがサポートする未来の到来です。